運命の日
つい先日
のこり1.5ロールという段階で
やっとトイレットペーパー買えました
レジのおねえさんに
「よかった・・・よかったしか出てこない」と
ずっと言ってました
ああ よかった
もうすぐ日が変わりますが
9年前のきょう
震災がありました
わたしは
この日のできごとについて
多くを語ってきませんでした
というより
あまりにもいろいろな思いがありすぎて
語れませんでした
今も 語れません
この気持ちをどうやって表現してよいか
わからないのです
うちの子たちは
被災地出身です
震災は 人間の運命も
そして動物の運命も
動かしてしまいました
Sさんが発見した状況を伺うに
おそらくですが 飼い猫の親から生まれ
震災の影響で飼えず 捨てられた
ビータもリボンも
仔猫のころから 今でも
寝言で
仔猫が親を呼ぶような
悲しい声をだします
幼少期の影響かどうかは
わたしにはわかりません
でも 心があるんだと
あらためて思うのです
いまも
大変な時期でありますが
暗くならないように
気をつけています
飼い主が暗いと
猫たちが察知するので
猫たちのまえでは
能天気にふるまっています
きっと猫たちは
わたしを能天気で
たまに時代劇の主題歌や
挿入歌を歌っている人間だと
おもっているでしょう