黒とシロクロとクロ

黒アンコと猫たちとのあれこれ

きっかけに過ぎなかった

 

 

 

4月に血の混じった胃液を吐きました

 

 

胃液が赤っぽい色になっている というわけではなく

2ミリくらいの血が粘膜みたいなものにくるまって

2,3個混ざっているという感じでした

 

 

次の日 病院に連れていきました

 

 

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これまでガスターで治まっていたので

実行していませんでしたが

以前から

内視鏡検査を という話は出ていました

 

 

ですが まずは

血液検査 レントゲン エコー検査を実施することに

 

 

 

結果

血液検査は異常なし

 

レントゲンの話に少し触れ

エコー検査の話になりました

 

 

胃は特に問題なさそう

ただ 小腸が全体的に腫れている とのこと

 

腸壁は何層かが重なってできているのですが

まん中らへんの層が通常より厚くなっていました

 

粘膜層に炎症があるわけではないのと

そもそも猫の小腸は狭くて内視鏡は入りません

よって 内視鏡検査は無しになりました

 

 

 

そして

 

 

脾臓に 1cmくらいの塊がありました」

 

 

 

画像を見せていただくと

大豆のような形の塊が脾臓内にできていました

 

色的には 悪いものではなさそうだが

エコーだけではこれが何なのか不確定

 

細胞診をしてみないと何ともいえない とのことでした

 

 

 

細胞診とは

お腹から細い針を刺して 脾臓の塊に数カ所刺し

採取した塊の細胞を検査する という方法

 

 

わたしとYPはこのとき 細胞診を決断できませんでした

病院に連れてくるだけでストレスで風邪と腸炎再発を繰り返したリボン

血液検査 レントゲン エコー検査だけでも十分がんばった

 

そのうえ お腹に針を刺す というのは体調がどうなるのだろうと

不安が倍増したのです

治療目的ならばともかく 検査で針を刺すというのは・・・という

思いもありました 

 

 

 

先生は 良いことも悪いことも説明してくださいました

 

 「小腸の腫れは 色々な病気の可能性がありますが
部分的ではなく全体的に腫れていたので
まずは食物アレルギーを疑って
苦痛のない方法(療法食)から試してみましょう」

 

 

 

実は 嘔吐の症状が出た当時からアレルギーかも という話はでていて

療法食を試すのはこれが2回目

 

しかし徐々に切り替えるべくフードを混ぜて出すと絶対に食べてはくれず

療法食単体でも絶対に食べず失敗に終わっていたのです

でも やらねばなりません

好き嫌いの激しい子なので ものすごく失敗のかおりがしますが

今度こそやらねばなりません 自信ゼロですが

 

 

 

 

「ただし 脾臓の塊が肥満細胞腫だった場合

小腸や胃に影響しますので そのせいで腫れているのかも」

 

 

肥満細胞腫は良性 悪性にかかわらず

ヒスタミン等を出すので 腸や胃に炎症を起こさせるのだそう

 

 

先生は 色々な可能性のお話をしてくれましたが

少し混乱していて この時の話は全部は覚えていません

(後日の説明で把握できました)

 

今後は週1回 リボンを連れていかずわたしだけで予約を取り 
先生に経過報告と今後について話を

リボンは1か月後にエコー検査で経過を見ることになりました

 

 

 

 

肥満細胞腫

 

 

わたしはそのとき それがどんなものなのか

ちゃんと知りませんでした

 

知っていたのは 肥満体でなくても出来る腫瘍だということ

 

 

 

その後

肥満細胞腫について調べてみると

体表にできる肥満細胞腫と
内臓にできる肥満細胞腫がある ということ

 

犬猫の肥満細胞腫の発生率はけして低くはなく

そして

 

内臓にできた肥満細胞腫は ほぼ悪性

 

 

そう書かれていました

 

 

 

 

 

 

私は 不安に押し潰されそうでした

 

 

でもリボンに不穏な空気を察知されたくありませんでした

 

 

リボンに わたしの不安な気持ちを

悟られないように

いつも通り笑って かわいいね 愛しているよと

優しくなで続ける毎日を過ごしていました