黒とシロクロとクロ

黒アンコと猫たちとのあれこれ

最初の奇跡と後悔

 

4月に

小腸の腫れと

脾臓内に塊が見つかり

 

 

小腸の腫れは まず食物アレルギーを疑い

療法食のサンプルを頂きました

 

 

 

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頂いたサンプルは

ロイヤルカナン

・セレクトプロテイン(ダック&ライス)

・低分子プロテイン

・アミノペプチドフォーミュラ の3種

 

 

まず 低分子プロテインは匂いを嗅いだあと無視

アミノペプチドフォーミュラは

1回だけ食べてくれたけれど そのあと無視

 

ただ セレクトプロテインだけは

いままで食べていたフードに3粒混入からはじまり

1週間以内に移行できたのです

ウンコも緩くならず

 

前回頂いたときは

見向きもしなかったのに

なぜか今回は無事移行できました

 

前回までの間に食の好みが変わったのか

理由はよくわかりませんでしたが

本当によかったです

奇跡です

 

 猫さんはアレルギーを特定しにくいそうで
血液検査でのアレルギー検査はしませんでした

 

 

セレクトプロテイン

ダック(鴨)が蛋白源

 

リボンがダックに反応しないという確証はありませんでしたが

いままで与えていたフードにダックが蛋白源のものはなかったので

与えることにしました

小腸が改善するかどうかは 1~2か月経ってからでないと

分かりにくいそう 

 

ただし

 

脾臓にできた塊が肥満細胞腫で

肥満細胞腫から出ているヒスタミン等が小腸を荒らしている

可能性も否定できません

 

一番 怖い可能性です

でも できることをやるしかないと思いました

 

 

 

 

 

 

療法食はある程度 消化吸収のよい成分が含まれていましたが

リボンの免疫を高めたくサプリを探していました

 

仔猫のころから有胞子乳酸菌を与えていたのですが

リボンに限っては

最近どうも実感できなくなっていたのです

 

主治医の先生も「適度な乳酸菌は大事」と言っていたので

乳酸菌サプリを探す毎日

 

 

色々乳酸菌を試してみましたが

ウンコが緩くなってしまったり・・・

難消化性デキストリン配合のものは

便秘の子にはいいかもしれませんが

お腹下しやすい子には不向きだと思う

個人的見解ですが

 

 

よさそうだと思ったのがジェントルダイジェストという
有胞子乳酸菌やチコリ配合のサプリ

 

主治医の先生に相談して

飲ませてみることに

 

ジェントルダイジェストに惹かれたのは

『老齢やストレスのあるペットの消化吸収や投薬で荒れた胃腸、

下痢・軟便・便秘や腸内感染予防に活用できます』と

書いてあったから

今のリボンにピッタリ

 

 

カプセルから中身の粉を出してみると

なんとなくコーヒーのような香り

 

フードにかけたら食べなそうだな と思ったら

やっぱり食べなかったので

 

投薬時に使っているメディボール6分の1に

2分の1~1個分の量を練りこみ

それで薬を包み 飲ませています

練りこむ量はウンコの状態によって若干変えています

 

今のところ これでウンコの硬さをコントロールできています

 

 

猫さんは 環境の変化でストレスを感じやすい動物

でも同時に 環境に順応しやすい動物 ともききました

 

リボンの場合は 順応する前に体調を崩すので

ストレスに強い体にしたかったのです

それがリボンのためになると思いました

 

ペット用の水素水も続けています

なによりおいしいみたいで

今では水素水のアルミパックを見せると 

尻尾を立てて 飛んでやってきます

 

 

 

 

 

 

 

脾臓に出来た塊

 

 

この現実と向き合わなくてはなりません

 

 

 

 

主治医とのお話や

家で肥満細胞腫について調べ続けた結果

 

良性 悪性にかかわらず

手術で脾臓ごと摘出する必要があること

 

早い段階で転移する可能性があること

 

塊が大きくなれば脾臓が破裂しかねず

万が一そうなったら命の危険があること

 

 

5月のエコー検査の結果が不安でしかたありませんでした

 

でも「色的には悪いものではない」という先生の言葉に
今思えば すがりたかったのだと思います

やっぱり細胞診の決断はできませんでした

 

 

 

そして

5月 エコー検査

 

 

4月のエコー検査の結果とまったく変化なし

小腸の腫れ具合も 脾臓の塊の大きさも4月のときと同じ

 

落胆と安堵を同時に感じました

良くもなっていないが悪くもなっていない

 

 

すると 主治医の先生が

すこし神妙な声で言いました

 

 

「実はつい先日 リボンちゃんと似たような症例の子がいて

念のため細胞診をしたところ 肥満細胞腫でした

 

塊の色では 今となっては判断できないと思います

細胞診をすることをお勧めします」

 

 

 

 

わたしは後悔しました

リボンの体調のことを考えた結果だったとしても

なぜ4月の時点で細胞診を決断できなかったのか

 

今回は塊が大きくなっていなかったものの

もし肝臓やリンパ節に転移してしまっていたら

 

 

 

 

わたしとYPは覚悟をきめました

 

手遅れになる前に 一刻も早くと

その場で細胞診の予約をとり

2日後に検査することになりました