黒とシロクロとクロ

黒アンコと猫たちとのあれこれ

目から汁の果てに

 

 

ここのところ 

胃液に血が混ざっているのを見つけた頃から

現在まで ここ数ヶ月間の

一連のできごとを書き綴っています

 

 

予想外に長くなっていますが

次回くらいで終わると思います

 

 

 

 

 

 

 

5月のエコー検査から2日後

細胞診の検査の日がやってきました

 

 

 

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リボンも緊張していましたが
わたしとYPも緊張していました

 

リボンを預けるとき

エコーの先生がいらっしゃって

言いました

 

「細胞診は数分で終わりますし たいした苦痛もありません

ただ猫の場合 暴れると危ないので

ごくごく少量の安定剤を投与します」

 

 

それをきいてわたしは少し安心しました

 

リボンはストレスで体調を崩す子なので

ホワーンとした気分で あっという間に終わった感覚であれば

ストレスを最小限にできると思いました

 

 

 

朝一番に預け 昼前にお迎えに

するとリボン

まるでマタタビで酔っ払っている風

 

個体差があると思いますが その日は夜中くらいまで

寝っ転がって体を左右にゴローン ゴローンと寝返り

なんというかハッピーな感じに

 

その様子を見てホッとしたと同時に

やっぱり早く細胞診をすればよかったと思いました

 

 

 

検査結果は1週間後くらい

 

とても長く感じました

 

 

覚悟しなければいけないけれど

色々な不安に襲われて

 

いつも通り笑って

膝に乗ったリボンを撫でていても

目から汁が止まらなくなって

 

リボンの顔が滲んで

キラキラして見えました

 

 

 

 

 

 

 

1週間も経たないある日

主治医の先生から電話がきました

 

「だいぶ心配されていたので

早くお伝えした方がいいと思いまして・・・

細胞診の検査結果が出ました

 

結論から言いますと

悪いものではありませんでした」

 

 

 

説明を伺うと

リボンの脾臓にある塊は『過形成』

かかとの角質とかタコとか そんなような部類

 

細胞診も確定できるわけではありません

針を刺していない場所にほかの病変があるかもしれない

でも 塊の色具合が均一であること 血液検査の結果など

色々と総合して 悪いものではないだろうという所見でした

 

 

その塊は 自然に小さくなるとは考えづらく

悪いものに変化する可能性があり

先生曰く「爆弾を抱えていることには違いない」ので

今後も定期的なエコー検査と細胞診をしていく事になりました

 

 

 

とりあえずはホッとしました

でも そう単純な気持ちにはなれませんでした

 

 

今後も経過観察で検査をしていく事になり

心配が続くこともそうなのですが

 

リボンと似たような症例で細胞診をし

肥満細胞腫が見つかった子のことが

今でも気がかりです

 

その子も 飼い主さんの

大事な子であることは確かで

心中を思うと とても他人事とは思えません

 

 

 

どうか完治しますように

心の底から そう願っています