黒とシロクロとクロ

黒アンコと猫たちとのあれこれ

ひとはいろいろ

 

 

リボン

今日もビータの肉球をうまうま

 

 

毛づくろいをして

顔はビータの抜け毛だらけ

 

そしていつのまにか

またビータにヒゲを切られています

 

      

 

 

     リボン 「今日もビーちゃんの肉球 せかいいちなの」

 

 

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リボンの一連のことは

リボンもつらかったけれど

わたしたちもつらかったので

 

親の「猫たちは元気か」という問いに

答えるようにして

親きょうだいに話していました

 

 

 

まだリボンの脾臓の塊が

何なのかわかっていなくて

わたしとYPが心穏やかでなかった時期のこと

 

実家に帰ったら

近所に住む 親のお友達ご夫婦が遊びにきていました

 

 

そのご夫婦

うちの親から世間話的にリボンのことをきいていたらしく その話に

 

おじさん 「猫に金かかるだろう」

 

わたし 「まあ かかりますアハハ(カラ元気)」

 

おじさん 「もうさ!今のがいなくなったらもう猫飼わない方がいいよ!」

 

吐き捨てるような断定的な口調で ×6回くらい言われました

 

 

 

 

 

 おじさんはわが家のエンゲル係数を心配してくれているのかもしれませんが

よけいなお世話です

別にわたしはおじさんに愚痴っていません

わたしは愛する猫たちのために働いているのです

それを苦だと思っていませんし言っていません

 

先のことはわたしにもわかりません

しかし

なぜ他人にそんなことを決められにゃならんのでしょうか

 

しかも 現在進行形で必死に検査 治療 投薬している愛猫がいるのに

「今のがいなくなったら」 なんて

 

わたしがうちの子いのちなのを重々知っていての この発言です

 

想像力がないにもほどがあるぞと

 

 

ひさしぶりに

目の前がまっしろになりました

 

 

 

 

 

 

でも

この発言に対し『残念なひとだな』と思うのは

わたしの価値観からくること

 

このおじさんは わたしとちがう価値観

 

そういうことかなと

思いました

 

おじさん

ペット飼っていたけれど

 

でも その子たちは

おばさんがお世話していたなあそういえば

 

‥‥‥‥‥

 

 

 

 

 

じぶんの友達ならともかく

親の友達なので

 

「こういう価値観なんだな」と思って静観します

今後 おじさんの前では笑い仮面を被ります

楳図かずお先生だいすき

 

 

 

 

 でも

価値観のちがいはそこまで重要では

ないかなとも

 

 

すてきだな と思う人は

自分とは違う価値観でも

自分に置き換えて想像し

相手の気持ちに寄り添える人

 

 

 ただ

万人に寄り添うのはむずかしいと思う

特に精神が不安定なときは至難の業

 

やさしい人 仲間 支えてくれる人 がんばっている人

そういう人たちにできるだけ寄り添える人間にわたしはなりたいです

 

 

だからおじさんも

友達(うちの親)の子供というだけの関係のわたしに寄り添わなくても

いいわけです

ただ 思ってても黙らんかい

それだけでいい

 

 

わたしもそうする

 

 

 

 

 

 

なんだか複雑な話になってきました

人間て複雑

 

 

その点 猫さんはシンプル

だからこそ

人間からでは癒されないことも

猫さんには癒されるのかもしれません

 

 

 

 

超インドアなわたし
今でも里親会に出向いた過去のじぶんに


『普段ヘボいが こればかりは本当によくやった』

 

 

そんなふうに思っています

 

 

 

うちの子たちに出会えたのも
そうですし
保護してくださったSさんご夫婦に出会えたことも

なんだか 遠いけれどやさしい親戚ができたみたいで
とてもうれしいのです